椎間板すべり症と椎間板ヘルニアの違いは? 肩こり腰痛】NO_4_椎間板すべり症と椎間板ヘルニアの違いについて

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【肩こり腰痛】NO.4 椎間板すべり症と椎間板ヘルニアの違いについて

椎間板すべり症と椎間板ヘルニアの違いは?

腰椎椎間板すべり症と腰椎椎間板ヘルニアは腰痛を起こすと言われる疾患ですが、その違いはどこにあるのでしょう?また、この2つの疾患が起こる原因はどのようなことがあげられているのでしょうか。

■すべり症とヘルニアの違い

・すべり症は椎間板が変性(劣化することなど)によりへたって、腰椎の端が広がるように 変形するのに対して、ヘルニアは椎間板の中にある髄核というゼリー状の物質が、それ を取り囲んで保護しているコラーゲンなどを含んだ線維輪という物質を突き破ったり突 き出てしまう症状をいいます。すべり症は文字通り椎間板が滑って変形するのに対して ヘルニア(hernia)という言葉には、「臓器や組織の一部または全部が正常の位置から脱 出するか突き出る状態」の意味がありますので、違いが分かるかと思います。

■すべり症やヘルニアが起こる原因は?

①すべり症が起こる原因

○すべり症には「椎間板分離すべり症」と「椎間板変性すべり症」の2つのタイプがあり ます。

・分離すべり症は、若い時などにスポーツや事故などで腰椎が分離状態になったにもかか わらず、腰椎周辺にある神経を圧迫しなかったり、腰椎を保護する機能が十分だったの で特に支障なく完治しないまま年月が経ち、年を取って椎間板が変性したことが原因て 起こるものをいいます。
・変性すべり症は、年齢が高くなるにつれて椎間板が変性したために、若いときはなんで もなかった無理な動作やちょっとした動作でも椎間板がずれて起こるものをいいます。
②ヘルニアが起こる原因

・椎間板ヘルニアが起こる原因として現在言われているのは、「日常の姿勢や動作が悪い こと」などの環境的な要因、「元々の体質や骨格に問題がある」などの遺伝的な要因、 「加齢などに伴う機能の低下」などです。発症するケースは、重いものを持ち上げたり 不自然な姿勢を長時間続けたりすると起こることが多いといいます。

■なぜこれらの病気が腰痛の原因になるの?

すべり症やヘルニアは、腰痛の原因になることで知られていますが、椎間板が変形することにより周りにある神経を圧迫することが原因であることは、両方の病気に共通しています。神経が圧迫されると、その部分が炎症状態になります。この炎症が痛みをもたらしますので、炎症を鎮めれば腰痛が和らぎます。


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